本命宿は、旧暦の月日から出しています。旧暦の各月の一日がどの宿から始まるかを表で持ち、そこから日数を進めます。閏月も、同じ番号の月と同じ宿から始めます。
旧暦への直し方は、朔(新月)の瞬間を含む日本時間のこよみ日をその月の一日とし、冬至を含む月を十一月として番号を振ります。冬至の月から次の冬至の月までが十三か月あるときだけ閏月があり、中気の入らない最初の月が閏月になります。日本時間で決めているので、中国のこよみとは日付の境目で一日ずれる年があります。
月の位置を実際に計算する流派もありますが少数派で、自ら異端と称しています。そちらはアヤナムシャ(春分点のずれ)の取り方まで決めなければならず、どの値を使うかを確かめられませんでした。日本で広まっているものは旧暦を使う、という点で情報源が一致しています。
人との関わりは三九の秘法で読みます。本命宿を命に置き、九つ進んだところが業、十八進んだところが胎で、その三点それぞれの後ろに栄・衰・安・危・成・壊・友・親が並びます。三組×九宿で二十七になります。
出どころは『宿曜経』系の直日決定法ほかです。各月の一日の宿の表は、四つの別々の出典で完全に一致しました。